「とっとり方式認知症予防プログラム」フォローアップ【モデル地区】

県老連では、みなさんの健康長寿を応援するために、「とっとり方式認知症予防プログラム」の普及啓発に取り組んでいます。 
令和7年度も「とっとり方式認知症予防プログラム」をもっと身近に感じ取り組みやすくするため 「モデル地区」を設置しています。 
【モデル地区】
サロンやクラブ活動で、「とっとり方式認知症予防プログラム」を60分に短縮した「体験版」を作業療法士さんと一緒に、月1回、4か月間行います。                                                                                      R6年度報告→

10月のモデル地区


10地区目がスタートしました。

 米子市旗ヶ崎の「東すみよし会」と「旗ヶ崎二区サロン」でモデル地区がスタートしました。昨年の「体験会」を経験された16人の参加者が、「とっとり方式認知症予防プログラム」に取り組みました。モデル地区4回後も継続して行なえるよう「座学」「運動」「知的活動」の資料に沿って丁寧に行いました。「筋力運動+頭の体操」の「足踏みグーパー」という運動は、声を出して数を数えながら足踏みをし、片手を胸の前でグー、反対の手は伸ばしてパーにし、5の倍数のタイミングで右手と左手を入れ替える体操です。2つ以上の事柄を同時に行うことで脳の働きを活性化させる効果があります。手の入れ替えに戸惑ったり、間違えたりしながらも笑いながら楽しく行なえました。笑ったり、大きな声を出したりと楽しく元気に過ごせた1時間でした。これから4か月間、楽しみながら認知症予防に取り組んでいきましょう。

 

 

3地区が4回を終了しました。
 7月開始の「西郷コニュニティーセンター」、「中島友好会」と6月開始の「岩井白寿会」の3団体がモデル地区4回目を終了しました。

【西郷コニュニティーセンター】
 7月から4か月間、西郷地区の単位クラブの代表の方々が集まって「とっとり方式認知症予防プログラム」を体験しました。みなさん大変意欲的で、既に所属のクラブやサロンで実施された方もあるようでした。60分の短縮プログラムは、お配りした「座学」「運動」「知的活動」の資料を使えば、自分たちだけで行なえる内容です。是非、これからも「とっとり方式認知症予防プログラム」をクラブ活動に取り入れて、いつまでもいきいきと元気で過ごしてください。

 

 

【中島友好会】
 7月から始まった米子市の「中島友好会」でのモデル地区も4回目が終了しました。今後、自分たちだけで「とっとり方式認知症予防プログラム」に取り組んでいただくため、資料に沿って丁寧に行い、3回目、4回目の「運動」は、参加者に「進行」と「見本」を担当していただき進めました。代表者から「11月からの活動にこのプログラムを取り入れ、より楽しく和やかな集いの場として継続していきたい」とうれしい言葉をいただきました。活動に参加し、みなさんと一緒に楽しんで行うことが、認知症予防に繋がります。これからも「とっとり方式認知症予防プログラム」を活動に取り入れて、いきいきと元気に過ごしてください。

 

 

【岩井白寿会】
 6月から始まった岩美町「岩井白寿会」でのモデル地区4回が終了しました。今後も自分たちだけで取り組めるよう、お配りした資料に沿って丁寧に行い、3回目、4回目の「運動」は、参加者に「進行役」や「見本役」を務めていただき行いました。「とっとり方式認知症予防プログラム」は、短い時間でも回数を多く行うことが効果的です。ご自宅やサロンで引き続き取り組んでいただき、いつまでもいきいきと健康に過ごしていただきたいと思います。

 

 
                                           2025.10.31



9月のモデル地区


9地区目がスタートしました。
 若桜町の「上町老人クラブ」でモデル地区がスタートしました。13人の参加者が、「座学」「運動」「知的活動」を組み合わせた「とっとり方式認知症予防プログラム」に取り組みました。4回の体験後も継続して行えるよう、特に「運動」では、資料に沿って1つひとつの動作を丁寧に行いました。家でも資料を見ながら運動していただけるとうれしく思います。その時は、くれぐれも安全に行うことを心掛けてください。「知的活動」とは、さまざまな認知機能をまんべんなく刺激する楽しい活動です。今回のモデル地区で行う活動は、特別な物を使わない活動や家にある物を使った活動がほとんどで、資料さえあれば、どこでも誰でもできる楽しい活動ばかりです。運動と合わせて行うと認知症予防に効果的ですので、お家やサロンでも是非、取り組んでみてください。
 

 


2地区が4回を終了しました。
 6月から始まった2か所のモデル地区「鳥取市稲葉山地区老人クラブ」と「鳥取市湖南地区老人クラブ「ゆうゆう会」」では、地区内にある単位クラブから代表の方々が集まり「とっとり方式認知症予防プログラム」に月に1回、4か月間取り組みました。今後も自分達だけで継続して取り組めるよう、資料に沿ってゆっくり丁寧に行いました。お配りした資料を開けば、クラブやご自宅でも「座学」・「運動」・「知的活動」を行うことができます。年に4回(6月、9月、12月、3月)に県老連のホームページに掲載する「通信」でも特に「座学」や「知的活動」の情報提供を行なっています。10月からのクラブやサロン活動で、「とっとり方式認知症予防プログラム」の運動の一部を取り入れたり、知的活動をアレンジして楽しんでみてください。

【稲葉山地区老人クラブ連合会】
 4回目の「運動」では、参加者から見本となる方に出てきてもらい、前で運動していただきました。講師さんの進行に合わせ資料を見ながら運動することで、自分達だけで行うイメージがつかめたのではないでしょうか。
 

 

【湖南地区老人クラブ「ゆうゆう会」】
 
3回目と4回目の「運動」は、参加者の中から進行役に1人、見本役に2人前に出てきてもらい運動していただきました。クラブの代表の方が進行役をつとめたのですが、一つひとつの動きへのポイント説明が分かりやすく、納得しながら体操ができました。今後もクラブ活動に取り入れて認知症予防やフレイル予防をして行きましょう。
 

 
                                             2025.10.1



8月のモデル地区


 「サロン笑夢」、「上浅津北部寿会」、「岩新長寿クラブ」の3つの団体が、「とっとり方式認知症予防プログラム」を60分に短縮した「体験版」を5月から月に1回、4か月間取り組みました。モデル地区の4回が終わってからも継続して取り組めるよう、1回目と2回目は、講師さんを中心に資料に沿ってゆっくり丁寧に行いました。3回目と4回目は、参加者に協力していただきながら進めました。例えば、「運動」では、参加者の中から「進行役」や「見本となる方」に出てきてもらい行いました。「運動」の資料は、一つひとつの運動の効果やポイントが写真付きで掲載されているので、資料を見ながら行うことで、スムーズに進めることができました。途中、分からなくなり止まってしまう場面もありましたが、周りの参加者の温かい声かけで最後まで取り組むことができました。「知的活動」では、参加者が、資料を見ながらルールを説明したり、次回の活動で使う「新聞紙」や「折込チラシ」等を持って来てもらうようお伝えしたりしました。実際、1か月後の活動日には、自身が忘れず持ってきた物を使って活動を楽しまれました。「知的活動」の資料は、家にある物でできる活動や物を使わなくてもできる活動が掲載されているので、いつでもどこでも誰とでも楽しむことができます。
 9月からのクラブやサロン活動にも、運動の一部を取り入れたり、一緒に行った知的活動をアレンジして楽しんでみてください。その時は、今回使った資料を是非、活用してくださいね。
 運動や知的活動を楽しみながら続けることが、認知症予防やフレイル予防に繋がります。みなさん、「とっとり方式認知症予防プログラム」をクラブ活動や日々の生活に取り入れて、いつまでも元気で生き生きと過ごしましょう!

【サロン笑夢】
 

 

【上浅津北部寿会】
 

 

【岩新長寿クラブ】 
 

 
                                                        2025.9.1



7月のモデル地区


7月は、中島友好会(米子市)、西郷コミュニティセンター(倉吉市)の2か所で「モデル地区」がスタートしました。

【中島友好会】
米子市中島で活動されている「中島友好会」の14人が、初めての「とっとり方式認知症予防プログラム」に取り組みました。4回の体験後も継続して行なえるよう、特に「運動」では、資料に沿って1つひとつの動作を丁寧に行い、ポイントを確認しながら進めていきました。家でも資料を見ながら運動していただけるとうれしく思います。その時は、くれぐれも安全に行うことを心掛けてください。

 

 


【西郷コミュニティセンター】
倉吉市の西郷コミュニティセンターで西郷地区の高齢者を対象に「とっとり方式認知症予防プログラム」モデル地区1回目を開催しました。参加者12人が、「とっとり方式認知症予防プログラム」を体験しました。認知症について学ぶ「座学」では多くの質問があり、みなさんの関心の高さが伺えました。加齢による症状と認知症による症状の違いとして「生活に支障をきたす状態かどうか」がポイントになるので、「変化(サイン)」に本人や周りが早く気づくことが大切と学びました。「運動、知的活動とも脳を刺激する活動が多かったので大変楽しかった。」「達成感があり楽しかったので、次回も参加したい。」など感想をいただきました。
 

 

                                               2025.8.1


6月のモデル地区


6月は、稲葉山地区老人クラブ(鳥取市)、岩井白寿会(岩美町)、ゆうゆう会(鳥取市)の3か所で「モデル地区」がスタートしました。

【稲葉山地区老人クラブ】
地区老人クラブでの実施ということで単位クラブの代表30人が「とっとり方式認知症予防プログラム」に取り組みました。4回の体験後、単位クラブ活動にも取り入れていただけるとうれしく思います。「座学」では、認知症について簡単に学びました。「認知症」は、みなさんにとって1番の関心事。認知症が疑われる事例について聞きながら、「変化」に早く気づくことの大切さを学びました。
 

 

【岩井白寿会】
昨年「とっとり方式認知症予防プログラム」を体験された25人が、今年はモデルに取り組みました。知的活動の「文字並べ替え」では、4文字から7文字までの並べ替えに挑戦しました。準備する物もなく、簡単に行える楽しい活動なので、「他の集まりでやってみたい」「もっと難しい問題を考えてみたい」と楽しそうに話されているのが印象的でした。
 

 


【ゆうゆう会】
ゆうゆう会も湖南地区老人クラブとして単位クラブの代表者26人が「とっとり方式認知症予防プログラム」に取り組みました。「認知症は、早期発見が大切です。他者の変化には気づきやすいですが、自分自身の変化には気づきにくいものです。今日の様な活動に参加することが「気づくきかっけ」になるので、色々な活動に参加していきましょう。」と、講師さんからお話がありました。県老連でも、認知症予防やフレイル予防に繋がる楽しい研修会を企画していますので、多くの方の参加をお待ちしています。
 

 
                                               2025.7.7



モデル地区がスタートしました
全単位クラブ会長や公民館へチラシを送付し、本年度の「モデル地区」10団体を募集したところ、多くの申込みや問い合わせをいただき5月より「モデル地区」をスタートさせることができました。
5月には、岩新長寿クラブ(鳥取市)、上浅津北部寿会(湯梨浜町)、サロン笑夢(湯梨浜町)の3か所で「モデル地区」がスタートしました。

【上浅津北部寿会】
参加された15人の方々は、初めての「とっとり方式認知症予防プログラム」を真剣に、楽しみながら体験されました。運動プログラムでは、講師さんから認知症予防には、「有酸素運動」が効果的と説明があり、特に呼吸を意識して行なっていました。運動も知的活動もいつも以上に脳を使ったので「疲れたけど、良い刺激になった」「楽しくて1時間が短く感じた」など感想をいただきました。
 

 


【岩新長寿会】
13人の方が参加され「座学」「運動」「知的活動」という「とっとり方式認知症予防プログラム」の一連のサイクルを体験しました。運動プログラムでは、資料に沿って丁寧に行ったので、「簡単にできて良かった」「資料を見ながら家でもやってみる!」など感想をいただきました。モデル地区は月1回ですが、お家でも「運動」や「知的活動」に取り組んでいただけるとうれしく思います。
 

 


【サロン笑夢】
月2回のサロン活動の1回を「モデル地区」として「とっとり方式認知症予防プログラム」を体験していただきます。10人の参加者からは、いつもと違う活動に「日頃使っていない脳や身体を使って心地いい」「午後は頭を休ませたい」「来月が楽しみ」などの感想をいただきました。
 

 
 
6月は、3か所の「モデル地区」がスタートします。
これからも活動の様子を紹介していきますのでどうぞお楽しみに!
本年度の「モデル地区」募集は、終了しましたが、「とっとり方式認知症予防プログラム」を体験してみたい団体がありましたら、県老連事務局までご相談ください。


                                                       2025年6月12日